今回は定番中の定番であるこのペダルをご紹介いたします。
皆さんご存知のクリーンブースター“MXR Micro Amp”です 。
目次
“MXR Micro Amp”とは
見た目の通り、魂の1ノブで音量をコントロールします。
ただそれだけです。
でもそれがこの上ないほど便利なんです。
実はギターを始めてから2年目くらいまでは、たくさんツマミがある=正義だと思ってました笑
たくさんツマミがあるエフェクターも素晴らしいですが、シンプルなインターフェースというのも重要です。
音作りのシンプルさ・速さを実感するにはこのペダルが最適でしょう。
使っているアーティストはJohn FrucianteやBeck、Noel Gallagherなど数え切れません。
シンプルなコントロール部分とは裏腹に驚異的な汎用性を持つこのペダル
今回はオススメの3つの使い方を紹介します。
プリアンプ・バッファとして
筆者は歪み系の最前段でプリアンプ・バッファ的に使用しています。
クリーントーンの存在感が増し、さらに後段の歪みペダルのノリも圧倒的に良くなります。
この用途で使用するときは常時ONにしておくのがいいでしょう。
Micro Ampを通さないクリーントーンは物足りなく感じてしまうほどです。
ブースターとして
次点でブースターとして使っている人も多いと思います。
メインの歪みペダルの前段に繋ぐと歪みの量をコントロールするゲインブースターとして、後段に繋いでソロ演奏時の音量アップにも使えます。
もちろん真空管アンプをMicro Ampでブーストさせることも可能です。
アンプに直接繋ぐよりも太くてコシのある歪みを得られますよ!
ピックアップの出力不足を補う
こちらはMXRの公式サイトでも紹介されている使い方です。
シングルコイルやハムバッカーのギターを持ち替える時に、各ピックアップの出力差に悩む人も多いと思います。
Micro Ampのようなクリーンブースターは、音を歪ませずに音量のみを上げるためスムーズにギターを持ち替えることもできます。
まとめ
今回ギタリスト目線で記事を執筆しましたが、Micro Ampはベースにも使えます。
有名なベーシストではFlea(Red Hot Chili Peppers)が使用していますね。
例えばXOTICのEP Boosterと違って個性たっぷりの味付けは加えず、Micro Ampはジャンルやピックアップを問わずに音に艶を与えてくれます。
個人的にはBD-2をも凌駕する汎用性を持っているペダルだと思っているので、持ってない方は一度試奏をしてみてください。